「気づき」という錯覚
メンタルコーチ 梅田です。
「気づき」というものがあります。
- 本を読んで気づきを得た。
- 〇〇さんと話をして、気づきを得た。
- セミナーや勉強に参加して、〇〇に気づけた。
- 今日1日を通じて、こんな事に気づけた。
「気づき」というものは、とても大切ですし、
僕自身、この「気づき」をとても大切にしてきました。
この気づきに対して、
僕が学んでいる勉強会の「成れる会 マーケティング塾」でも、
’’「気づきは、成長のバロメータである」''という表現をしています。
人は成長すると、気づける事の量が増えるので、
前回聞いた事を同じ事を聞いて、前回以上に気づけることがあれば、それは成長の証です。
(数年前に読んだ本を読み返してみると、全く違った本のように気づける事があるのは、成長し、気づける事の量が増えたからです。)
逆にいうと、
前回聞いた事と同じ事を聞いて、気づきがなければ、それは前回から全く成長していないという意味となります。
そんな意味で、「気づき」 とはすごく大切なものです。
▼ですが、最近この気づきについて、
新たな側面からも感じる事があります。
それは、
ただ「気づいた」だけでは、何も変わらないという現実です。
その「気づいた」事に対して、具体的にどう行動するか?でしか、変えられませんし、
1回の変化だけでは、変わりませんので、習慣にしていかないと意味がない、という現実です。
つまり、
『気づきは、錯覚』なんです。
そう、
気づいただけでは、
スタート地点には立てますが、
走り出さないと何も変わりません。
僕は今までは、
人の話を聞いたり、
研修を受けたり、
本を読んだりした時に、
「気づき」をまとめていましたが、
その事に気付いた時からは、
「気づき」をまとめた上で、
「何をするのか?」をチェックリストにまとめるようにしています。
そこまで具体的に書き出して、
行動して初めて価値が出てくるように思います。
本当に、
『100の気づきよりも、1の行動、1の習慣の方がよっぽど価値がありますよね』
(今もなお、まだまだ僕もそうですが(汗))
学び好き、
読書好き、
の方は特に、こういった視点を大切にしないと、
気付いただけで、終わってしまう人生になってしまう可能性があります。
「気づきは、錯覚」なんです。
【このブログの著者】
梅田智也(メンタルコーチ)
経営者、ビジネスパーソンを中心に、述べ1000人以上のメンタル面でのサポートを全国で提供中。
法人役員、国立大学講師も兼務、『メンタルに左右されず自信と確信を取り戻し、本気の挑戦を楽しむ人を増やす』ことを理念に活動中。
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【これまでの実績(2019年10月)】
コーチングをさせて頂いた方:述べ1,000人以上
◆経営者・個人事業主
英会話教室 経営者 / 塾 経営者 / 運送会社 経営者 / 治療院 経営者 / 出版社 経営者 / 保険代理店 経営者 / 介護施設 経営者 / 飲食店 経営者 / メガネ販売店 経営者 / 農場経営者 / 人材派遣 経営者 / 弁護士 / 公認会計士 / 税理士 / 司法書士 / 医者 / ライフプランナー / フリーフォトグラファー / ブランドデザイナー / バイヤー / フラワーデザイナー / イベントプロデューサー / 経営コンサルタント / ネットワークビジネス / パーソナルトレーナー / 心理カウンセラー / プロコーチ
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